射程の大切さ

闘技大会も1回戦が終わりました。
今まで攻城戦ばかりで、ようやく装備を整い始めたPTも多いと思います。

というわけで今回は”4vs4を前提とした射程”に関する個人的な見解を連々と語ります。
できる限り初心者向けに説明するつもりですが、多分小難しいです。


まずは、射程ってなんぞ?って人へ

ルルブを読め

というのは流石に投げやりですね。
とりあえずざっくりと纏めると

・武器の基本射程は1
・射程以上の相手を攻撃すると命中率とダメージが減る
・長○武器を使用することで射程が+1される
・基本的に対象指定していない場合には射程内の相手に攻撃する(基本的に=例外がある)

ということだけ覚えておけば十分です。

●射程による戦闘の戦略性
基本的に攻城戦では味方前列から敵中列に攻撃する時や、脆い味方を後ろに下げるくらいしか考えないと思います。
ですが、PvPにおいてはこの射程の差によってスキル以上の不利が発生する事があります。

ではサンプルを例に解説をします

・チームA
A1 装備:大斧 鎧
A2 装備:大剣 鎧
A3 装備:魔杖 鎧
A4 装備:魔鎌 衣

割とよく見るタイプの構成ですね。
鎧装備の魔杖と大斧が敵を殲滅する前のめり系のPTです。
衣装備の脆さも魔鎌を装備することで中列から安全に攻撃できます。

・チームB
B1 装備:大斧 鎧
B2 装備:長剣 鎧
B3 装備:魔弓 鎧
B4 装備:大刃 衣

装備としてはこちらは少数派かと思います。
威力の高い大斧と、剣にして射程+1の長剣
射程4という圧倒的な射程の魔弓に、射程3の大刃

この二つのPTがPvPをした事を前提に始めます。

●仮想戦闘
まずお互いのチームが考える事は誰を最初に落とすかです
PvPは相手の総戦力を早く削ったほうが有利である為、最も早く落とせて最も落としやすい相手を狙います。
以上を踏まえてAチーム視点で考察して見ましょう

Aチームは非常に火力に優れており、並の装備なら一瞬に倒しきる火力を持っています。
ここでAチームは気が付きます。相手が全員下がった場合、狙える相手はB1さんしか居ないと。
ですが鎧装備のガチ脳筋のB1さんはなかなかに硬い、開幕に狙うには不適当です。
しかし、射程外の相手を攻撃する場合、大幅なダメージ減衰が発生します。後列に下がられたらもう目にも当てられません。

ですが、他の誰が前に出るか不明であるためAチームは開幕B1さんを集中攻撃すると決めました。

一方Bチーム
こちらはB1さん以外全員射程2以上であり、相手の全員を狙うことが出来ます。
そこでBチームは、B1さんを狙ってくると考え、B2さんを前列、B1さんとB4さんを中列、B3さんを後列に置くことに決めました。

これにより、Aチームは距離減衰による命中低下と威力低下によりB1さんを削り切ることが出来ませんでした。
そして対象指定技を使い終わった後にはB2さんへ攻撃が集中し、ダメージが分散してダメージレースに敗北。 Bチームが勝利しました。

というのは結果論ですが、このように射程武器の差で開幕の戦略に大きな差ができます。
また、ここではB4さんが大刃を装備しているのがひとつのポイントになります。
大刃 STR↑ STR↑ INT↑ 射程+ 射程+
このようにSTR補正もそれなりにあります。

では手渡し(緊急送品)でB4さんのお古の大刃をB1さんに渡した場合
なんと、B1さんへの攻撃が通りづらくなっただけでなく、敵全員を射程内に収めてしまいます。
この場合、A4さんを速攻で落とされて終わったりするでしょう。

ではこの場合Aチームはどうすれば良いのか?
B1さん、B2さん、B3三人のうち誰が一番前に出るか読むしかありません
とはいっても、同じ戦術をAチームが取ろうとしても、下がった時点で火力が落ちるため、ロクな事になりません。耐久やって必殺で一発逆転くらいです。

このように装備の射程だけでも相当の戦術差が発生するため、武器の射程はとても大事です。
どのくらい大事かは、PKPTの装備を見るのが一番早いでしょう。

……そういえば射程外への攻撃は命中・ダメージが60%になるって小話を聞いた気がしますが特に検証はしていません。

射程のまとめ
・射程の長さとは、戦術の幅である
・射程外への攻撃は当たらぬ!食らわぬ!
・手渡し次第で射程は変わるものと思え!


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