今更聞けない戦闘設定の仕様:基本編

結果も確定されたことだし何か書こうということで、今回は戦闘設定について書いてみようと思います。
とはいっても、主に「一から自分で戦闘設定を考えて組みたいぜ!」という中級者くらい向けの内容です。
戦闘設定よくわからないけどとりあえず戦いたいむー∈(・ω・)∋という方は、こちらの初心者向け記事のほうが合っていると思います。

以下折りたたみ。

とりあえず今回は、戦闘設定のページで設定することのできる、各種スキル発動条件についての解説になります。
既に知ってるよそんなの、という内容ばかりだとは思いますが、改めて見直すともしかしたら役立つこともあるかもしれません。

~前提条件~
☆「戦闘設定は上から順番に読み込まれ、条件に合致した時点でそれが選択される。」

戦闘設定を組むにおいて、最も重要な仕様です。
複数の発動条件を満たす状態のとき、戦闘設定欄で上に設定されたものが優先され、それより下の設定は無視されます。

たとえば、HPとSPが共に50%以下で
設定4:自分HP50%以下
設定5:自分SP50%以下
と設定していた場合、上が優先されて設定4が選択されます。たとえSPが足りなくて不発になるとしても設定4が選択され、設定5以降の発動に必要なSPが足りていても通常攻撃になります。
なので、適当な順番で組むと思い通りの動きをせず、それで変な動きをして負けてしまうことすらありえます。
上にあるものが優先される、ということだけでも、最低限頭に入れておくとよいと思います。

もうひとつ前提条件の仕様として「全く同じ発動条件の設定が2個以上ある場合」があるのですが、そちらはやや複雑なため応用編へ。
いつかきっと書くと思いますが、自分でよくわからない人は同じ発動条件の設定はなるべく使わないようにすれば良いでしょう。ややこしいですから。

☆通常
・他に合致する発動条件が無い場合、発動する。

最も基本の戦闘設定。最も優先順位が低く、他に条件に合致するものがあればそちらが優先されます。
上記の前提条件を唯一無視することの出来る設定。1番目に通常を設定したとしても、他の行動がある限りそちらが優先されます。

☆第○行動
・○に指定した行動数に達した時に発動する。
・対象指定を行うことができる。

とても使いやすく、多用されやすい戦闘設定。1行動目に確定で特定の行動を取ることができる、というだけでも価値があります。
ただし、判定が行われるのは行動数が該当の数値の時のみなので、SPが足りていない場合は不発になり、その後SPが回復してもこの設定は使用されないという点には注意が必要です。
指定するのはターン数ではなく行動数。追加行動があると、それだけ発動が早くなります。

☆必殺/第○行動
・○に指定した行動数以降に発動する。
・○に入れた数値×5%、スキルの効果が上昇する。
・対象指定を行うことができる。
・こちらもターン数ではなく行動数が基準

戦闘の華。技名を自由に設定することができ、必殺技絵をつけることもでき、効果も増幅されるため見た目の効果も派手。必殺の使い方は攻略面以外でも多彩です。
そんな必殺技ですが、使い方を間違えると事故の元にもなるので注意が必要です。
必殺が使用可能な行動数に達したが、スキルの発動にSPが足りていなかった場合。必殺スキルが不発になり、以降必殺技が発動できるまで必殺技より下の設定が全て無視されます。
そのため、もし衰弱やSPダメージでSPが回復しなかったら、死ぬまで通常攻撃をし続ける…というような状態にもなりかねません。
必殺を設定するときは、発動できない場合のことも想定してセットしましょう。消費SPの高いものをセットする場合は特に注意が必要です。

また、必殺技だからといって命中補正があるというわけでもないので、いくら威力が高くたって外れるときは外れます
せっかくカッコつけて必殺技を放ったのに空振りでは寂しいので、そうならないためにもできるだけ命中率の高い技をセットするとよいでしょう。
ちなみに、複数の効果を持ったスキルを使った場合、複数の効果それぞれが増幅されるため若干お得です。(テリブルタッチのように攻撃→HP減少の技は、攻撃部分・HP減少部分が両方強化される。同様に自分のHPを減らす技などは自分のHP減少量まで強化されてしまう)

☆自分SP○%以下
・自分の残りSPが○%以下になったときに発動する。

これも、設定によく組み込まれる発動条件です。
主に、戦闘が長期化したときに延々使い続けるスキル(通称回し技)に対してセットされることが多いでしょう。
他にも、SPを回復するスキルをセットして、規定値以下になったらSP回復を行う→規定値以上に回復すれば選択条件から外れるので他の条件で行動をする、といったループにも使用されます。

☆自分HP○%以下
・自分の残りHPが○%以下になったときに発動する。
・自分以外がどうなろうと関係ない

見たまんま、わかりやすい発動条件です。
対象が自分のみの回復スキルや、ダメージを与えて自身のHPを回復するスキルに対して使われることが多いでしょう。
それ以外でも、HPが減ったら行動パターンを変える、という点で使い方は色々あると思います。

☆味方HP○%以下
・味方のうち誰か一人でもHPが○%以下になったときに発動する。
・味方だけでなく自分自身も含まれる

誰かがHP減ったら発動する発動条件です。主に味方単体を回復するスキルに使われます。
ヒールなどは、迷ったらとりあえずこれでセットしておけ、くらい定番となっていることでしょう。
自分も含まれるので、別枠で「自分HP○%以下」をセットする必要はありません。ご安心を。

☆自PTHP○%以下
・味方全体のHPを平均して○%以下になったときに発動する。
・戦闘不能になって戦闘から離脱したキャラは計算に含めない

味方HP○%以下と違い、全員の平均値で判断される設定です。
全員がまんべんなく減ったところで使用できるので、全体回復スキルがあれば使用機会があるでしょうか。
ただし、誰か一人が集中攻撃されて瀕死でも、残り全員が無傷だと平均して規定値以上なので発動しないといったケースが有り得ます。

☆自分○状態
・自分が○に含まれる状態異常のうちいずれかひとつに合致しているときに発動する。
・[AGI+50%]などのような強化状態が含まれるかどうかは調査中。検証データ求む。

自分にかかっている異常を発動キーとする戦闘設定です。
以前のゲームでは祝福や反射は対象外でしたが、一揆では「自分に祝福をかけて祝福時行動」といったマッチポンプ的戦闘設定が可能です。
状態異常にかかったときに異常を回復するスキルを使ってもよし、それを利用した行動指定をしてもよし。
使い方は色々ですが、逆に初心者には少々使いづらい設定でもあると言えるでしょう。

☆味方○状態
・味方のうち誰か一人でも条件に合致しているときに発動する。
・こちらも自分自身も対象になる。

自分○状態時の拡大版になります。
誰か一人でも異常になったときに発動するので、パーティプレイにおいて有効に働く場合もあるでしょう。

☆自PT○人以下
・戦闘中に味方人数が規定値以下になったときに発動する。
・戦闘離脱したキャラは人数カウントから外れる

味方が減り、一定人数以下になったときに発動する設定です。
しかし現状では味方を戦闘中に増やす手段が無く、また人数が減るとそれだけで劣勢になる場合が多いので、現在の環境下ではあまり使われることのない設定でしょう。
一応○を4以上にすることで常に発動させることができますが、そんなことするくらいなら通常時設定で十分です。

☆自PT○人以上
・規定値以上の味方人数の時のみ発動する。
・人数が減ったら発動条件から外れる

上記と同じく、現在の環境下ではあまり使われることのない設定だと思います。
今後エンブリオ召喚が強くなって戦力に含められるようになったり、多数のPCが召喚可能になったり、エンブリオLv30以外にも味方を増やす手段が増えたら活躍する機会が現れるかもしれません。

☆敵PT○人以下
・戦闘中に味方人数が規定値以下になったときに発動する。
・戦闘離脱したキャラは人数カウントから外れる

こちらは敵の人数に応じて発動条件を設定します。
味方条件と違って敵は好戦度に応じて変化したり、イベント戦ではPTよりも多い数や召喚をしてくる相手もいるので、うまく使えば「取り巻きを倒してボス一人だけになったところで対ボス用の技に切り替える」などの設定を行うことが可能です。

☆敵PT○人以上
・規定値以上の敵人数の時のみ発動する。
・人数が減ったら発動条件から外れる

そして逆に、こちらの戦闘設定は数が減るまでの間だけ使用する設定です。
確実に数を減らす攻撃スキルをセットしたり、攻撃を耐えるためのスキルをセットしたり、全体攻撃をしたり、使い方は考え方次第で色々。
敵の数が減ったら発動しなくなるので、序盤のみの設定と割りきって使うのが良いでしょう。

ひとまず、スキルの発動条件を上から順に全て解説してみました。
これらの発動条件の仕組みを理解するだけでも、「戦闘設定が思った通りに動かなかった!」という事態はかなり減ると思います。
これを踏まえて、思い通りの戦闘設定を組み、戦闘で活躍してみましょう!

応用編はいつかきっと書きます。気が向いたら。
別に他のまーしゃるさんが足りない部分を補完してくれてもいいのよ?

それでは、皆様よき一揆ライフを。今週お休みだけどね!


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